紫外線に強い銘板の素材とは

銘板とは、機械であれば仕様を示すのにプレートを付けることをいいます。

製品の見えやすいところにビスなどで取り付けることになります。一般にアクリルや金属等に仕様を彫り込みます。製品には各種の素材が使われ印字方法も素材によって変わってきます。時代の変化によりシステムの多様化・複雑化にともない、工業用銘板は厳しい品質管理が求められています。

ニーズに応えてコンピューター彫刻機を多数駆使して確かな精度が確保されています。アクリル銘板は一般的に使用されている素材で、簡単に加工できるので原版費用が掛からず安価に製作できる利点があります。ただし耐候性には優れていませんから劣化は早いです。紫外線が一番劣化を進行させることになります。

ステンレスを素材にしたものには、エッチングさせて名前を彫り込みます。ステンレス板は、耐候性に優れていますから潮風にさらされる船舶や火力発電所でも多く使用されています。紫外線にも強く劣化を防ぐことができるのです。メタフォルトやアルマイトを使用した銘板は、屋外暴露で25年以上の耐候性を持っている素材になります。

紫外線や海水に驚異的な強さを示します。耐熱性にも優れており、過酷な使用環境が求められる場所に向いています。複雑な文字や写真をアルミ板に現像でき、退色することはありません。表示色はモノクロ限定になります。金属銘板でも最も優れた特色を持っています。アルマイト製は、アルミ表面に加工を施すものです。色鮮やかに表示することができますが紫外線で劣化しやすい素材です。

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