配線ダクトは配線ケーブルを格納しておくダクトで、柱や壁に取り付けてカバーをかけることで見栄えや配線をすっきりした形にすることができます。

配線ダクトを活用する場合の材質で採用されることが多いのは、硬質塩化ビニル素材で現場での加工にも最適であるため、よく工場やオフィスなどの業務用としても用いられることが多いです。配線ダクトは金属性のダクトを採用されるケースがありますが、確かに硬質素材となりますが、経済性の問題があります。

しかも加工がしにくいデメリットも存在し、配線ダクトを硬質塩化ビニルにすることも多いです。ケーブルは集積された状態で格納されますが、その場合、熱を持つことも多く、側面には通気のための穴が空いている特徴が見られます。また柔軟性も存在するため、多くのケーブルを格納する上でも優れています。

設置する時にはビスや釘で留めることが出来る様な穴も存在し、自由に調整することもできるため、現場でも使いやすい点が特徴的です。主に使われる用途としては制御盤・機械類の周囲の配線で用いられることも多く、他にも計測装置などの機器への配線でも使われることもあります。

カッターを始めノコギリ、ハサミなどでも切断することもでき、材質からも防火素材を用いられていることもあり火災発生でも一定の強度を保つ場合も存在します。入手をする場合には資材専門店を始め、ホームセンター・資材を扱う通販サイトなどでも販売されており、入手しやすくなっています。