ネット生活に欠かせないlanケーブルの一般的な種類には、ストレートケーブルとクロスケーブルの2種類があります。

ストレートケーブルはコンピュータとハブなどにつなぐときに使用し、クロスケーブルは主に2台のケーブルだけで直結する場合に利用します。クロスケーブルはかつてハブ同士など機器の接続に利用されていましたが、最近ではストレートケーブルで代用できるようになったので一般の人がクロスケーブルを利用することはほとんどなくなりました。

lanケーブルの長さはどれくらいのものを用意すればいいのかというと、一般的に40～50ｍほどの長さを用意するのが最適です。その程度の長さがあれば1本のケーブルで大丈夫だといえます。最近は狭いところでも通すことができる細いものや線の太さが邪魔にならない平たいものなど使い勝手を考慮したネット生活に便利なlanケーブルが多く出回っています。しかしこれらは標準的なものと比べると強度的に弱いので注意が必要です。

細いケーブルはひっぱり強度が弱いので断線に注意する必要があります。平たいケーブルは絨毯の下に配線すると断線の原因になります。ただしほとんどの場合、スペック的にはあまり変わりがないので必要に応じて利用することがポイントです。ネットワークを組むにはlanケーブルが必要なので、無線lanを組むにしても1台は有線で接続した方が設定の際に便利です。このような点に注意して快適なネット生活を送るようにしましょう。